第二経営経済研究部主任研究官 平川 本雄
生活関連社会資本の整備を充実していくためには、財源が重要な課題である。 財源の課題は、二つの面からとらえられる。一つは財源を何に求めるかという面であり、もう一つ はその財源をどのような仕組みでファイナンスするかという面である。 今後の方向としては、 1.財政投融資と地方債の機能をより活性化すること 2.レベニュー・ボンドなど各種のプロジェクト・ファイナンスの手法を活用すること が必要である。