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日経平均株価
- 11月上旬の株価は、三洋証券の経営破綻の影響が証券株の軟化だけに留まり16,500円前後でもみあった。その後、銀行が持ち合い株式の売却を急ぐとの観測から下落し16,000円を割り込んだ。
- 中旬は、NYダウや香港ハンセン指数の軟化を受けた外人投資家の売りに押される中、自民党経済対策案の影響もあり一時15,000円を割った。その後、北海道拓殖銀行の経営破綻を受けた不良債権処理への公的資金導入期待から16,000円を回復した。しかし、公的資金導入をめぐる要人発言に左右される不安定な展開となった。
- 下旬は、公的資金導入の検討が開始されたことから上昇したが、山一証券の自主廃業の決定から一時16,000円を割り込んだ。その後、蔵相と日銀総裁の談話を受けて落着きを取り戻し16,600円台まで回復した。
(日経平均株価終値:16,636.26円 11月28日現在)
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