地域経済の動向

管内別地域経済総合指標(平成3年=100、3か月移動平均)の推移

◎ 北海道管内
地域経済総合指標(CI型:コンポジット・インデックス型、平成3年=100、3か月移動平均、以下同様)は、下落基調が続いていたが、10年9月は、有効求人倍率、新車販売台数などが上昇した結果、前月比+0.1%とわずかながら上昇した。9月の総合的な判断は16か月ぶりに下降傾向から横ばい傾向へ。

◎ 東北管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落が続いており、10年9月も前月比−1.7%と下落し70.4となった。9月の総合的な判断は17か月連続の下降傾向。

◎ 関東管内
地域経済総合指標は、下落基調の中、10年9月は前月比横ばいの68.0となった。これは、鉱工業生産指数が上昇するなどしたためで、9月の総合的な判断は2か月ぶりに下降傾向から横ばい傾向へ。

◎ 東京管内
地域経済総合指標は、9年7月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年9月も前月比−1.3%と下落し62.0となった。9月の総合的な判断は12か月連続の下降傾向。

◎ 信越管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年9月も前月比−2.1%と下落し61.7となった。9月の総合的な判断は13か月連続の下降傾向。

◎ 北陸管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年9月も前月比−1.0%と下落し59.8となった。9月の総合的な判断は11か月連続の下降傾向。

◎ 東海管内
地域経済総合指標は、9年7月にピークをつけた後下落が続いており、10年9月も前月比−1.0%と下落し61.5となった。9月の総合的な判断は13か月連続の下降傾向。

◎ 近畿管内
地域経済総合指標は、9年1月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年9月も前月比−1.6%と下落し74.5となった。9月の総合的な判断は18か月連続の下降傾向。

◎ 中国管内
地域経済総合指標は下落基調で推移していたが、10年9月は、鉱工業生産指数や有効求人倍率が上昇した結果、前月比+1.4%と上昇した。9月の総合的な判断は12か月ぶりに下降傾向から横ばい傾向へ。

◎ 四国管内
地域経済総合指標は、9年7月にピークをつけた後下落を続けており、10年9月も前月比−0.5%と下落し74.8となった。9月の総合的な判断は14か月連続の下降傾向。

◎ 九州管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年9月も前月比−1.3%と下落し76.0となった。9月の総合的な判断は13か月連続の下降傾向。

◎ 沖縄管内
地域経済総合指標は、10年5月以降上昇が続いている。10年9月も、入域観光客数、新車販売台数等の増加が続き、前月比+1.4%の86.9と5か月連続で上昇した。9月の総合的な判断は4か月連続の上昇傾向。