月例経済・金融概観
○日銀短観(平成10年12月調査)・・・主要企業・製造業の業況判断は▲56と9月調査(▲51)から悪化
【概 要】
内需面
外需面
生産面
雇用面
物価面 | |||
○実質家計消費支出・・・・・11月は前年同月比+1.3%と13か月ぶりに増加 (注)シャドーは景気後退期を示す。 《ポイント》 《ポイント》 ・11月の実質家計消費支出は、前年同月比 1.3%と13か月ぶりに増加した。費目別に見ると、「教育」と「食料」がマイナス寄与となったが、特にパソコンが好調だった「教養娯楽」など10費目中8費目がプラス寄与となった。
・11月の大型小売店販売額(店舗調整済)は、同−1.5%と7か月連続で減少した。業態別には、百貨店が同−2.3%、スーパーも同−0.8%と共に7か月連続で減少した。
(出所:総 務 庁 1月 7日発表 通商産業省 12月25日発表)
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○鉱工業生産・・・・・11月の鉱工業生産指数は前月比−2.0%と2か月連続で低下
(注)シャドーは景気後退期を示す。10年12月、11年1月の点は予測。 (出所:通商産業省 12月25日発表)
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○通関貿易収支・・・・・・11月の通関貿易黒字は前年同月比−15.9%と20か月ぶりに減少
・輸入は、内需の不振や原油価格の低迷等を反映して、同−11.8%と11か月連続で前年同月の水準を下回った。 ・この結果、通関貿易黒字は、8,932億円、前年同月比では−15.9%と20か月ぶりに前年同月の水準を下回った。
(出所:大蔵省 12月28日発表)
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