郵政研究所月報

2001.8

トピックス

USPSの戦略5カ年計画の概要について

― 米国における郵便事業の環境変化の認識と新たなビジョンに基づく戦略展開 ―

(現・総務省郵政事業庁郵務部管理課 統括補佐) 鶴 田 信 夫
           前通信経済研究部主任研究官         

[要約]

昨年10月に、米国では、USPS(米国郵政公社)が新たな「戦略5カ年計画(2001〜2005会計年度)」を発表した。公社化を2年後にひかえた我が国でも、この発表は、先例として参考になる計画である。
 本稿では、現在USPSが置かれる米国の事業環境を考察するとともに、これからの USPSの戦略展開を分析、検証していく。
 なお、本稿は、本計画について、筆者の関心に沿ってポイントをまとめたものであり、文責は、筆者にあり、郵政研究所又は総務省の公式見解を示すものではない。また、本計画の全文の和訳は、総務省郵政企画管理局郵便経営計画課経営目標係から入手可能である。


全文(PDF) USPSの戦略5カ年計画の概要について