地域経済の動向

管内別地域経済総合指標(平成3年=100、3か月移動平均)の推移




◎ 北海道管内
地域経済総合指標(CI型:コンポジット・インデックス型、平成3年=100、3か月移動平均、以下同様)は、8年12月にピークをつけた後下落基調が続き、10年6月も前月比−1.8%と下落し83.6となった。6月の総合的な判断は13か月連続の下降傾向。

◎ 東北管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落が続いており、10年6月も前月比−2.6%と下落し74.3となった。6月の総合的な判断は14か月連続の下降傾向。

◎ 関東管内
地域経済総合指標は、9年6月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年6月も前月比−3.2%と下落し66.8となった。6月の総合的な判断は8か月連続の下降傾向。

◎ 東京管内
地域経済総合指標は、9年1月にピークをつけた後5〜7月にかけ再び上向いたが、以後は下落基調で推移しており、10年6月も前月比−0.2%とわずかながら下落し65.2となった。6月の総合的な判断は9か月連続の下降傾向。

◎ 信越管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年6月も前月比−1.7%と下落し65.2となった。6月の総合的な判断は10か月連続の下降傾向。

◎ 北陸管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年6月も前月比−0.6%と下落し61.7となった。6月の総合的な判断は8か月連続の下降傾向。

◎ 東海管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落、上昇を繰り返していたが、8月以降は下落が続き、10年6月も前月比−0.5%と下落し62.4となった。6月の総合的な判断は10か月連続の下降傾向。

◎ 近畿管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落を続けており、10年6月も前月比−0.5%と下落し75.6となった。6月の総合的な判断は15か月連続の下降傾向。

◎ 中国管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年6月も前月比−1.3%と下落し74.6となった。6月の総合的な判断は9か月連続の下降傾向。

◎ 四国管内
地域経済総合指標は、9年7月にピークをつけた後下落を続けており、10年6月も前月比−1.3%と下落し76.1となった。6月の総合的な判断は11か月連続の下降傾向。
◎ 九州管内
地域経済総合指標は、9年3月にピークをつけた後下落基調で推移しており、10年6月も前月比−1.0%と下落し78.2となった。6月の総合的な判断は10か月連続の下降傾向。

◎ 沖縄管内
地域経済総合指標は、9年7月以降10年4月まで下落を続けていたが、5月に上昇した後、6月も、入域観光客数、実質家計消費支出がプラス寄与となり、前月比+0.4%の84.7と2か月連続で上昇した。6月の総合的な判断は5月の横ばい傾向から上昇傾向へ。