- テレターミナル・システムは、テレターミナル基地局と共同利用センターを介して、端末機器とユーザーセンターの間で双方向のデジタルデータ通信を行うことができる移動体通信メディアである。
- 流通分野におけるテレターミナル・システムの利用ニーズとして、受発注業務に関しては受注データの迅速な伝送と営業マンの負担軽減、情報提供業務に関してはタイムリーな情報提供と時間や労力のロスをなくすことがあげられる。
- 端末機器には、分離型と一体型があり、今後の動向としては、小型・軽量化と低価格化があげられる。ソフトウェアは、パッケージにしたものが提供されている。
- 流通分野にテレターミナル・システムを利用することのメリットとして、受注から配送までの期間の短縮化、作業効率の向上、タイムリーな情報提供による競合他社との差別化等があげられる。
- テレターミナル・システムの普及に向けての課題として、エリアとコストの問題があげられる。エリアの拡大およびコストの低下にともなって、テレターミナル・システムが一層普及していくものと予想される。
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