(新日本法規出版・1996.3.発行)

『データでみる情報化の動向(1995年度版)』

                                        監修:郵政研究所
 昭和60年の電気通信制度の改革等を契機として、情報通信・情報メディアに関するシーズ、ニーズ等は多様化、高度化してきており、さらに近年の情報通信技術の急速な進歩がこれらを加速化させている。
 郵政省郵政研究所では、従来から情報化に関するデータを収集してきたところであるが、これを整理・編集し、1994年度に引き続いて本書を刊行する運びとなった。
 本書は、情報メディアに関する基礎データ、情報の産業化に関するデータ、産業の情報化に関するデータ、行政等の情報化に関するデータ、家庭の情報化に関するデータ、マルチメディアに関するデータ及びその他から構成されている。情報メディアに関する基礎データでは電気通信、郵便、放送、新聞等の情報メディアの利用状況等について、情報の産業化に関するデータでは情報関連施設、情報サービス及び情報処理の推移と現状等について、産業の情報化に関するデータではコンピュータと通信機器等の生産高及びネットワークの進展度等について、行政等の情報化に関するデータでは行政機関等におけるOA機器の利用状況及び地域情報化施策等について、家庭の情報化に関するデータでは情報関連支出の推移及びテレビ・ラジオの受信状況等について、マルチメディアに関するデータではマルチメディアを取り巻く環境についてそれぞれ取り上げた。
 収録は、データの制約のあるものを除いて、原則として昭和45年(度)から平成6年度まで、新しいサービスについては開始年(度)からの最新のデータを網羅した。