郵政研究所月報

2002.9

調査研究論文

インターネットバンキングを使っている人たち、
使いたいと思っている人たち

―「第7回 金融機関利用に関する意識調査」より―


第二経営経済研究部研究官  倉澤 慶子


[要約]
 インターネットバンキングの利用について、「第7回 金融機関利用に関する意識調査」をもとに分析をしたところ、次のような結果が得られた。
○現在の主なインターネットバンキング利用者層
  ・20〜40歳代
・大都市在住の都銀利用世帯
・金融サービス及びインターネットのヘビーユーザー
○今後利用の伸びが見込まれる層
  ・20〜40歳代+金融取引に積極的な50〜60歳代
・大都市の都銀利用世帯+金融機関店舗の数が少ない地方の地銀利用世帯
・高額所得世帯
・インターネットバンキングに興味が強い層(インターネット未利用者にも一定割合存在)


全文 インターネットバンキングを使っている人たち、使いたいと思っている人たち