貯蓄経済研究

2022年度 貯蓄・金融・経済 研究論文集

2022年度 貯蓄・金融・経済 研究論文集

発行年月 2023年3月
発行元 一般財団法人ゆうちょ財団

お申し込み方法はこちら

目次

YCC下における長期金利の上限拡大に関する分析:日銀の市場との対話と長期金利の反応を中心に

明治大学商学部教授 伊藤 隆康

【要旨】
1 はじめに
2 先行研究
 2.1 日銀の市場との対話
 2.2 日銀の金融政策と市場の反応
3 YCCの変動幅拡大
4 報道と日銀の市場との対話
 4.1 報道
 4.2 日銀の市場との対話
5 長期金利の反応
 5.1 10年物国債利回り
 5.2 国債イールドカーブの推移
6 まとめ
【参考文献】
別表1 日銀による対外公表文(一部抜粋)
別表2 金融政策決定会合における主な意見

わが国ポスト工業化社会のエコシステム化とWeb3

茨城大学人文社会科学部教授 内田 聡

Ⅰ ポスト工業化社会のエコシステム化とWeb3
Ⅱ ポスト工業化社会のエコシステム化
 1 工業化社会からポスト工業化社会へ
 2 エコシステムの進展
Ⅲ Web3の捉え方
 1 Web3の概略
 2 暗号資産などの分類と現況
 3 分散自律などの捉え方
Ⅳ メタバースの空間
 1 メタバースの概略
 2 ブロックチェーンの利用の有無
Ⅴ DAOの可能性
 1 DAOの概略
 2 分散型金融のDeFi
 3 DAOの管理者とガバナンス
 4 わが国での展開
Ⅵ Web3と物理現実との関係性 
【参考文献】

消費者としての学びについて:消費者教育と消費者学習・学修

関西外国語大学英語キャリア学部教授・神戸大学名誉教授・放送大学客員教授 滝川 好夫

1 はじめに
2 「消費者としての学び」の4W1H
3 「消費者としての学び」の形態
4 消費者の権利・責任と消費者教育
5 消費者行政と消費者教育行政
6 消費者教育の2つのねらい:「消費者教育の推進に関する法律」
7 「消費者としての学び」と学校教育:学習指導要領と消費者教育
8 「消費者としての学び」と社会教育
9 「消費者としての学び」と学社連携:学校教育・社会教育と「消費者としての学び」
10 おわりに
【参考文献】

スミス『国富論』とマーシャル『産業経済学』:生産と分配

関西外国語大学英語キャリア学部教授・神戸大学名誉教授・放送大学客員教授 滝川 好夫

1 はじめに
2 富:スミスのGDP vs. マーシャルの物的富・非物的富
3 「スミス vs. マーシャル」の「生産的労働 vs. 不生産的労働・非生産的労働」
4 スミス vs. マーシャルの「分業のメリット・デメリットと『特化されている労働技能 vs. 特化されていない労働技能』」
5 労働と資本:スミス vs. マーシャル
6 「スミス vs. マーシャル」の分配
7 労働と賃金:マーシャルの「未熟練労働 vs. 熟練労働」
8 「スミス vs. マーシャル」の賃金格差
9 「スミス vs. マーシャル」の資本・利子
10 おわりに
【参考文献】

新しい供給サイド経済学と岸田政権の「新しい資本主義のグランドデザイン」

早稲田大学名誉教授 樋口 清秀

はじめに
1 従来のSupply Side Economics(供給サイドの経済学)とは
2 新しい供給サイドの経済学(Modern or New Supply Side Economics)
3 岸田政権の「新しい資本主義のグランドデザイン」
【参考文献】

新たな通貨の進展について

共立女子大学ビジネス学部教授 南波 浩史

1 はじめに
2 キャッシュレス決済の現状
3 社会のデジタル化とデジタル通貨
4 中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは
5 CBDC発行の議論とその背景
6 CBDCと既存のキャッシュレス決済手段
7 おわりに
【参考文献】