金融市場調査研究
不動産ファンド投資に関する調査研究 2022年度
発行にあたって
不動産投資は、証券化を通じた間接投資の発展により、債券や株式に替わる投資手段として定着しており、上場REIT や私募REIT、不動産私募投資ファンド、不動産融資等、様々な形態の投資手段がある。新型コロナウイルスの影響により、人々の生活様式が大きく変化する中で、オフィス・工場・物流施設等の投資対象や、都市部と地方圏などの投資地域等に変化が出始めている。
本調査研究においては、資産運用の高度化に資することを目的として、主に間接投資による不動産投資の形態や特徴、市場動向等を調査分析することにより、主にゆうちょ銀行をはじめとする本邦機関投資家が不動産投資を検討する際のリスクや今後の課題を整理し取りまとめた。
当該調査研究の実施に当たって、三井住友トラスト基礎研究所 投資調査第1 部 主任研究員 田中可久様、投資調査第2 部長 坂本雅昭様、私募投資顧問部長 前田清能様、REIT投資顧問部長 中野邦彦様に全面的にご協力いただいたこと、また駒澤大学経済学部教授 代田純様には有益なご示唆をいただいたことに感謝申し上げる。
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